商品企画課は、営業領域として新商品のコンセプト発案から発売後のセールスプロモーション、販売戦略の方向性を定め、統括や指揮をする部門です。そのなかで私の担当業務は、お客様への販売を手掛ける「Honda Cars」向けの学習教材やイベントを企画すること。現場へのリサーチなども実施しながら、日本全国のスタッフに新製品の強みが伝わるように努力しています。
ひとつの新商品が発売に至るまでには、多くの部門が関わっています。メディア戦略や販売会社での戦略など、各部門の担当者と情報共有を行い、意思疎通を図ることで、一貫した訴求を心がけています。定例会議ではこうした全体の動きを俯瞰して見ることができますし、新商品が市場に出てお客様の手に届くまでのダイナミズムを肌で感じられることがこの仕事の大きな醍醐味になっています。
入社1年目のころ、営業としてお客様への販売を担当していました。なんとか勉強しながら食らいついていたものの、当時はお客様のニーズについても自動車についても知らない自分に歯がゆさを感じていました。ひとつの新しい商品が市場に出るまでの全体像がみえる現在の部署に異動させてもらったのも、このときの「学びたい」という想いがすべての原動力になっています。
入社時の目標でもある、企業ブランディングに携わりたいと思っています。
ブランディングと一言で言っても、業務範囲はひとつの商品の宣伝や企業の広報活動など多岐にわたっているため、
今後は多彩な部署の仕事を経験するなかで知識を吸収していきたい。
そしていつの日か、世界中の人々にHondaの魅力を届けられるような人材になりたいと考えています。
まずは自分で考え、提案する。年齢や経験にかかわらず、自分の意見が求められる。それが現在の職場の文化です。ただ、その一方で新人をしっかりと支えてくれる風土もあり、先輩方は相談するたびに自身が持つ技術や知見を惜しみなく教えてくれます。
Hondaはプライベートの時間をとても大切にする会社です。仕事終わりに英語のレッスンや料理教室に通うなど、充実したプライベートの時間を過ごしています。また、長期休暇には海外旅行も楽しみます。有休を取得したいときには、同僚がサポートしてくれます。
同僚のなかには、色々な情報にアンテナを張っている方が多いように思います。
市場や消費者の動向を見て企画を立てる方もいますし、
日常のなかでのふとした気づきをもとにアイデアを考案している方も少なくありません。
学生時代は、雑誌を制作するサークルに所属していました。ゼミでブランディングを学び、課外活動でフリーペーパーのPRを実践する。こうした4年間のなかで、次第に「大学で得た知識、経験を活かす仕事がしたい」と考えるようになっていきました。
Hondaは四輪に限らず、二輪や航空機、発電機など、様々な製品を取り扱っています。就職活動は自動車業界を中心に受けていたのですが、最終的に「より多くのひとに影響を与えられる仕事がしたい」と思い、世界中で様々な事業を展開しているHondaへの入社を決めました。
「The Power of Dreams」の言葉の通り、
この会社には「こういうことを実現したい」というビジョンを持っている人が集まっています。
夢を持つ人は刺激的で、おもしろい。
そんな方と一緒に働けることを今から楽しみにしています。
※取材内容、および登場する社員の所属は取材当時のものです。